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2011年10月16日 (日)

プリンスホテルは? 隣の島へタクシー…小笠原に新種客 (朝日新聞)

プリンスホテルは? 隣の島へタクシー…小笠原に新種客 (朝日新聞)

世界自然遺産の登録からひと夏を越した小笠原諸島。今夏の来島者は昨年より5割増えた。貴重な自然を保護するため様々な制限がある島では、押し寄せる新たな客に戸惑いも広がっている。

 「飛行機はないの?」「船は1日何便?」「プリンスホテルはある?」。都心の竹芝桟橋と小笠原を約1週間に1度、片道25時間半で結ぶ定期航路を運航する小笠原海運に、こんな質問が相次ぐようになった。

 雑魚寝の2等船室に「つめこみすぎ」「プライバシーが保てない」といった不満の声も出る。「新しい客層に対応しきれていない。改善策を検討している」(同社営業担当者)

 東京都小笠原村によると、来島する観光客数は世界遺産登録直後から急増した。7~9月は定期船で昨年の3割増の約8300人。8月に入港した2隻の大型豪華クルーズ船を入れると、ほぼ5割増しの約9400人だった。特に61歳以上の定期船乗船者数は9月、昨年同月比で2倍を超える530人にのぼった。

 スーパーや土産店が並ぶ父島の目抜き通りでは、旅行会社の名札をつけた観光客の姿が目立つ。神戸市の70代の夫婦は、テレビで小笠原が取り上げられたのを見てツアーに申し込んだ。「年をとっているから早くしないと行けなくなるかもと思った。キャンセル待ちをしてようやく空いた」

 土産店を営む菊池聰彦さん(64)は「お金のあるお客が増え、地元の塩などを買っていってくれる。売り上げは2割増しかな」。

 だが、小笠原は「エコツーリズム」を掲げる自然豊かな島。動植物の持ち込みや持ち帰りが制限されているほか、歩道をはずれて歩かないなど自然を守るためのルールが多い。

 特に小笠原随一の名所で、父島から小船で渡る南島は1日100人、ガイドが同行して滞在は最高2時間、事前に靴底の泥を洗い落とすといった厳しいルールがある。以前は下調べして来る人がほとんどだったが、登録後は父島でタクシーを呼び、「南島まで」と言う客までいるという。

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