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2011年10月20日 (木)

世界遺産:東京・小笠原諸島登録 地名起源は南ア市・小笠原地区 /山梨

世界遺産:東京・小笠原諸島登録 地名起源は南ア市・小笠原地区 /山梨 (毎日新聞)

 ◇自然愛する心同じ 中込市長が記念式典に

 6月に世界自然遺産に登録された小笠原諸島(東京都小笠原村)で14日、世界遺産登録を祝う記念式典が開かれ、南アルプス市の中込博文市長らが招かれた。両市村は23年前に姉妹都市協定を結んでいる。交流の発端は「小笠原」の起源が同市にあることだ。同市も南アルプスの山々の世界遺産登録を目指しており、今回の遺産登録を「世界遺産南アルプスに向け、心強い相談相手ができた」と喜んでいる。【曹美河】

 同村によると、小笠原諸島は1593年、信州深志城(後の松本城)の城主・小笠原長時のひ孫、貞頼が発見したと伝えられている。長く「ムニンシマ(無人島)」などと呼ばれていたが、江戸時代末期に本格的な島の探検調査が行われ、この伝承に基づき「小笠原島」と命名された。

 長時や貞頼が名乗る「小笠原」姓の発祥の地とされるのが、南アルプス市にある小笠原地区だ。同市文化財課などによると、日本で最初に小笠原姓を名乗ったのは、平安末期から鎌倉時代の武将、小笠原長清(1162~1242)。甲斐源氏の一族で、同市の加賀美地区周辺を本拠地とした加賀美遠光の次男だった。遠光の兄の武田信義は、武田信玄で有名な甲斐武田氏の始祖とされる。

 長清は遠光から、甲斐国小笠原荘を相続した。今の同市の小笠原地区周辺とみられる。当時は治めた地名を姓とするのが一般的で、長清は「小笠原」を名乗り、小笠原氏はその後、全国に広まった。現在まで知られる「小笠原流礼法」も、長清以来の小笠原氏の家法を体系化したものだ。

 二十数年前、旧櫛形町(同市)が地元ゆかりの著名人などを調べた際に、小笠原諸島との関連に注目。88年に小笠原村と姉妹都市協定を結び、互いに中学生らが毎年訪問し合うなど交流を深めている。

 南アルプス市役所の所在地は「南アルプス市小笠原」だ。同市は「山と海で地理的環境は対照的だが、雄大な自然を愛する心は同じだ」と話している。

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