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2011年7月20日 (水)

地デジ化で念願の県内番組

地デジ化で念願の県内番組 (沖縄タイムス)

 地上デジタル放送への移行に伴い、南北大東村で県内のローカル番組が視聴できるようになった。東京都が小笠原諸島向けに整備した衛星を利用し、東京キー局の放送しか受信できなかったいびつな状況が解消される。地元発のニュースに天気予報、スポーツ。村民たちは、念願だった県内他地域との「情報格差」がなくなったことを歓迎する。総務省は20日、NHKと県内民放3社に南北大東中継局の免許状を交付した。(山城響)

 南北大東村は沖縄のテレビ放送電波が届かず、1998年から衛星を通して東京の番組を見てきた。県と村の補助で地デジチューナーが各家庭に設置され、南で1日、北で3日から試験電波が流された。両村民は夏の甲子園沖縄県予選の熱戦や台風情報など県内ニュースを視聴できた。

 16日の昼すぎ、南大東村の集落から、県高校野球の熱戦を伝えるテレビ音がこだました。南大東中2年で野球部の川満悠里君(13)は「これまでは県勢の甲子園での活躍しか見られなかった。県予選も観戦できて最高」と笑顔をみせた。

 電気店経営の奥山博則さん(76)は「沖縄県なのにテレビに映るのは東京の石原都知事。これからは県内の首長の名前と顔が分かる」と喜んだ。

 3日後に迫った地デジ完全移行に向け村職員らは住民説明会を開いたり、各世帯を訪問したり、準備に余念がない。

 住民が負担してきた衛星放送の視聴料(月1900円)がなくなる。同村の伊佐隆夫副村長は「離島にとって情報は命綱。視聴料を含め住民負担が軽くなる」と歓迎する。

 しかし、いまの衛星放送に慣れ親しんだ若い世代からは、「東京の人気番組が時間差なく見られる便利さも捨てがたい」という声も。同村の大城幸子さん(75)は「地元の天気予報は役に立つが、見慣れたこれまでのチャンネルでいい」と話す。衛星放送は来年2月まで続く。新垣利治同村総務課長は「衛星放送終了時に混乱する可能性もある」と気をもむ。

 沖縄のローカル放送が島民に定着するには少し時間がかかりそうだ。

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