10 父島へ
やっぱり有人島はほっとしますね。
「俺は無人島で一人きりになりたいんだぁ~~~!!」なんていう人もいらっしゃるかもしれませんけどね…あんまりいないか…
※ ちなみに、現在弟島は特別な許可を得ないと上陸はできません。閉ざされた島になっております。
それはさておき、
実際に行ってみた感想として、弟島の観光地としての可能性を強く感じました。
「弟島の南北縦走トレッキング」というツアーメニューは非常に魅力的かつ、人気が出ると思います。
道の歩行難易度はそれほど高くはないです。
自然観察をしつつ森の中を歩き、昔の人々の生活を感じる、想像する。そして眺めの良い山の上で絶景を楽しむ。船のクルージング付き。「夢とロマンの縦走コース」(どこかで聞いたようなタイトルですね…)いいじゃないですか。
この島を観光利用することにより、小笠原諸島のエコツーリズムの自然の底の深さ、文化の幅の広さをアピールできますし、何より、この貴重な風景、自然を埋没させるのではなく多くの人々に体感して欲しいと思います。
5年ほど前までは、小笠原では「戦跡ツアー」というものがありませんでした。
ですが、戦跡ツアーは今や人気のあるツアーメニューになり、催行している業者も8社を数えるまでになっています。
実際に弟島解禁となれば、弟島ツアーも大発展する可能性大です。
いやらしい話ですが、船を使うことになるのでツアーの単価も高く設定することができて、海の業者、山の業者は共にうれしい。お客様も未知の無人島を探索できて一生の思い出になる。と、いいことずくめです。
公務員の皆様に過度の期待を持つのではなく、この国は民主主義なので我々市民(ていうか島民ですか)、とりわけガイド、もっと言えば私(?)が率先して活動、陳情して道を切り開かないといけないですね。(私にはバイタリティがないですが←そこまで言っといて何でやねん)
兄島に関しても同じような感じなんですけどね。
以上、弟島レポートでございました。
…
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コメント
お疲れさまでした!
またよろしくです。
投稿: iKO | 2008年12月12日 (金) 00時38分
どうもありがとうございました!
またぜひお願いいたします!
投稿: OGA | 2008年12月12日 (金) 00時56分